カッコーの巣の上で

カッコーの巣の上で [DVD]

カッコーの巣の上で [DVD]

カッコーは卵を他の鳥の巣に生み、その鳥に雛を育てさせる。雛はその鳥を自分の親鳥だと信じて疑わない。
ジャック・ニコルソン主演の超名作
犯罪者精神病院で刑務所を逃れる為に精神障害者のふりをしてこの病棟に来たジャック・ニコルソン演じるマクマーフィーと他の病人との交流を描いた物語

好きなシーンを一つ

【マックが院長と初めて話す時の1シーン】
「ランドル・パトリック・マクマーフィ38才。 なぜこの病院に来たか分かるかね?」
「さあ? 書類には何て? タバコを吸っても?」
「いいとも」
「これにはこう書いてある。"君は好戦的で勝手な発言が多く、課かされた労働を嫌う傾向がある"」
「ガムもかむ」
「ここへ送致されたのは鑑定を受けるためだ。君が精神的に病んでいるのかどうか。なぜだと思うかね?」
「思い当たる理由といえば・・・ よく暴れることかな」
「刑務所で?」
「そうじゃなくて・・・」
「更正農場からなぜここへ?」
「そいつは分からねえ」
「この書類によると君は、1、2・・・ 少なくとも5回は暴行で捕まってる。それについては?」
「たかが5回ですぜ。マルシアノは40回戦って富豪だ。そうさ」
「今回の逮捕は・・・ 淫行罪だね?」
「あの娘が自分で18才だと言ったんだ。それにレイプじゃない。合意の上だ。もちろん我慢すべきだった。だけどここだけの話だが、ピチピチ娘が目の前で股を開いてたら、いただかないほうがクレージーだ」
「それは、まあ・・・」
「それで逮捕なんて男にゃ酷だぜ。我慢してもクレージー、暴れてもクレージー。何が何だかさっぱり分からねえ。確かに俺は乱暴なバカ野郎だ。だけど、それだけだ」
「正直に言おう。これによると、彼らは君の異常行動をこう考えている。"労働逃れのためのフリだ"と。どう思う?」
「そんな男に見える?」
「率直に話そうじゃないか。心に問題があると自分で思うかね?」
「全然。俺は現代科学の天才だ」
「しばらく入院してもらうよ。観察して何らかの診断を下し、必要な処置をとることにする」
「ちなみに院長、俺は100%協力するぜ。診断を下すために全面的に協力する。R・P・マクマフィーの正体を俺も知りたいからな」
「・・・」

ジャック・ニコルソンが好きになった。彼はカッコイイ。
「GO」の中で桜井がおすすめするだけある。


マックはデカい男だ。

精神障害者だろうとなかろうと彼にはどうでもいいんだ。
人として当然のことをしたいだけなんだ。ただそれだけ。
そして、それは楽しいこと。みんなを笑顔にさせる。


マックはデカい男だ。

でも、それをナースや看守は異常だと思う。
それが、異常なのに。
それをマックは教えてくれる。
チーフもいい奴だった。
マックはすごい動物的だけどすごい魅力的だ。
みんなの心を動かす力がある。


マックはデカい男だ。


ジャックニコルソンが好きになった。「バットマン」のジョーカー役の人だったのかw
ディパーテッド」は見たから、
イージーライダー」と「恋愛小説家」も見てみよっと。